おむつなし育児と聞くと、「え?おむつ使わないの⁈」と思うかもしれません。
私も初めて聞いた時、わたしには絶対無理なやつだ!難易度高そう〜(°_°)と思いました。
でも、そうではなかったんです!!
おむつを外して、お尻を開放してあげる時間を増やしてあげるのです。
今回、おむつなし育児について勉強したことを、みなさんにシェアさせていただきます^_^
もくじ
うまれつき排泄機能は備わっているって本当?!
まず初めに、赤ちゃんの排泄の機能について考えてみます。
実は赤ちゃんは未熟ながら、生まれつき、排泄機能が備わっているのです(◎o◎)
膀胱におしっこが溜まると、脳に伝わり、脳からおしっこを出すように指令がおり、その結果排尿するという仕組みになっています。
排尿する機能が未熟だから、赤ちゃんも知らないうちに、ちょろちょろ出ちゃってるんじゃないかな~と思っていましたが、この考えは間違っていました。
赤ちゃんはその中で、自分自身の排泄に意識を向けていくのですが、今の紙おむつはとっても高機能なため、おしっこが出ても、不快感がなく、気付きにくいのです。
生まれた直後からおむつを着用し、その後何カ月もの間、紙おむつで排尿します。
赤ちゃんも紙おむつの中ですることに慣れていき、何ヶ月も繰り返していくうちに、排泄に意識を向けづらくなっていきます。
要するに、赤ちゃんのうちから排泄の機能を整えていくことが大切なのです。
2歳や3歳になってからトイトレを開始し、「今日からトイレでおしっこしてね!」と急に言われても、子どもも生まれてからずっとおむつの中で排尿してきたのに、トイレでする事はとっても難しいのです。
実は私も今思えば、排泄に関する勉強をする前まで、紙おむつに頼りきりでした。
それが普通だと思っていました。
しかも、紙おむつは高機能だし、赤ちゃんはそんなに不快そうには見えないし、出来るだけたくさんおしっこ吸わせた方が、経済的にも助かると思って、あまり交換していませんでした。
今思えば、子どもには申し訳ないことをしたと思っています。
排泄に関する知識がなかったから、その時は罪悪感すら感じていませんでした。
おむつを外した開放空間でおしっこをすると、おしっこが出た瞬間に、「あれれ?何か濡れてるな。」と、子ども自身がおしっこが出る感覚と、実際に出たおしっこを手で触ったり、匂いを嗅いだり、ちょっとあったかいんだなとか、五感でおしっこの存在を知れるんです。
そう、子どもの意識が排尿に向くのです。
そういうのを繰り返し繰り返し経験する事で、子ども自身、排尿する感覚と排泄物の存在を知るということが培われていくのです。
実際にうちでもおむつの外でおしっこをすると、実際におしっこを触り、「ん?なんか濡れてるぞ?」とおしっこに意識を向けている様子がみられます^_^
おむつなし育児で使用するもの
おむつなし育児のツールとして、布おむつやおまるを使用します。
本当は布おむつもおまるも使用しない方が、1番リアルタイムにこどもが排尿を実感しやすいと思いますが、なかなか床での排泄がベストです!!とは、大きな声では言えないですよね。笑
こんなことを勉強で学び、私は生後10ヶ月くらいの時からゆるくおむつなし育児を始めました。
冬だから寒いしな〜とか、おまるに座るの嫌がるしな〜とか、やらない理由を自分で作っていた気がします。
おむつなし育児をしている方からしたら、遅いと思われるかもしれません。
というか、紙おむつでも出たら「おしっこ出たね〜」と言って、なるべく早く交換してあげる事で、排泄に寄り添うように意識はしていたつもりです。
しかし、やっぱり紙おむつだと、寄り添っているつもりでも、いつのまにか紙おむつの高機能に頼り切ってしまい、何時間も交換せずにいたことも多々ありました。
そう、ついつい紙おむつに甘えまくってしまうのです(__)
そうなると、やっぱり布おむつを使ったり、定期的に開放してあげる方が、子どもの排泄に意識を向けてあげやすいのかなと思います。
始めるのに遅いことはないと思います。
興味のある方は、まず排泄の本質についてを理解して、おむつなし育児を始めるといいのではないでしょうか。
紙おむつでも、少しの時間おむつを外してあげる時間を作るところから、ゆる~くおむつなし育児を始めてみませんか?
排泄時の声かけについて
「汚いから、早くおむつかえるよ。」「うんちくさいね。」「うんち汚いよ。」などネガティブな声掛けをしていませんか?
おむつを交換するのを嫌がったりすると、余計に早く交換したくて、こんな声かけをしてしまいそうですよね。
しかし、こういう声かけをすると、子どもは排泄に関してネガティブなイメージになってしまいます。
排泄に意識を向けることよりも、いけないことをしてしまったというように感じてしまいます。
過剰に褒めることはないですが、「しーしー出てすっきりしたね。」「しーしーあったかいね。」など、ポジティブな声かけが大切です^_^
リラックスがポイント
自分がトイレでおしっこする時を想像してみてください。
ぼーっとして、リラックスしていませんか?
そう、おしっこする時って、副交感神経を優位にして、リラックスする事が必要なんです。
だから、子どもがトイレを嫌がるからって、おもちゃで誘導したり、便座に座らせておきたいからといって、排尿から気をそらせるような関わり方は、実は間違っているんです。
初めておむつの外で排便出来ました!
昨日初めて、おむつの外でうんちをしました。
うんちなので排尿とは仕組みが異なりますが、初めておむつの外でうんちをして嬉しかったので聞いてください♪
今までおむつの中で出たうんちしか見たことなかったので、うんちが棒状で出てくる事に、驚きました!
でも普通に考えたら、そりゃそうかって感じですよね!
そのあと、出たうんちを踏んで、少し移動したところでおしっこもして、つるつる滑ってて、初めてのことにあわあわしましたが、それも面白かったです。笑
私が掃除をしていたら、手をパチパチして喜んでいました。笑
うんちの仕組みについては、後日シェアさせていただきます。