育児

BLWを選択した理由

初めてBLWという言葉を聞く方もいるかもしれません。

baby led weaning
赤ちゃん主導の離乳の略です。

私自身、出産した当時BLWなんて全く聞いたこともありませんでした。
仲の良い友達が、通院している矯正歯科の歯科衛生士さんから、BLWについて話を聞いたようで、BLWを実践しようとしていることを聞きました。
「それは一体何のこと?」
聞きなれない単語に、興味本位でどんなものか聞いてみました。

もくじ

BLWとは

従来の離乳食は、お父さんやお母さんが、いつからどんなものをあげるかを決め、スプーンで赤ちゃんに与えます。

そう、親主導なのです。

それに比べて、BLWは赤ちゃん自身が自分で何を食べるか選択し、自分で食べ物を掴み、口まで運びます。
親は側でこどもを見守るだけなのです。
赤ちゃんは自分の本能に従って、親や兄弟の真似をしながら楽しく学び、自然な楽しいやり方で自分の食べるの能力を発達させていくのです。

具体的に何をするのか

家族が食事をするときに、一緒に食卓につく。
赤ちゃんが食べ物に興味を示したら、遊んだりするように促す。
食べものを握りやすいようにカットする。(すりつぶさなくていい)
最初から赤ちゃんが自分で食べる。
何を選び、どのくらいの速さで食べるかは赤ちゃんにまかせる。
赤ちゃんが母乳やミルクを欲しがる間は、授乳を続ける。減らし始める準備が赤ちゃんに出来たら、赤ちゃんがそれを決める。

実践してみて感じたBLWのメリット


親と同じ食事のタイミングで、食事の時間を共有できて、私自身も嬉しい。
初めから固形のものをあげるので、カミカミする事で、口腔内の発達につながる。
自分で一口量を判断出来るようになる。
食材本来の見た目や味、匂いなど体験できる。
自分で食べる食材を選び、口に運ぶことで、自分で判断することや達成感がある。
赤ちゃん自身が、手を使うことで、手のトレーニングになる。
従来の離乳食法だとすりつぶしたりと調理が面倒なことに比べ、調理が楽。

約半年間、BLWを実践し、これらのメリットがあるのではないかと感じました。

BLWのデメリット

デメリットは片付けが大変なことですかね。

デメリットはあるけど、机まで広げれる大きなエプロンを活用することで、下に落ちる食材も少なくて済むし、メリットと比較すると、片付けはそれほど苦にならなかったです。

友人からの質問

BLWを行う中で、友人から以下の質問を受けることがありました。

栄養面は大丈夫?


初めのうちは噛み噛みしてるだけで、あまり食べてるように見えないけど、栄養は摂れている?

開始当初は母乳ないしミルクから栄養が摂れており、問題ないと思います。
徐々に栄養摂取の割合が、母乳ないしミルクから食べ物に増えていくためです。

窒息のリスクが高くないのか?

固形物を与えて、窒息のリスクが上がるのではないか心配と言う声も聞きました。
実際、窒息のリスクは従来の離乳食法もBLWも変わらないそうです。
食べさせる中で、おえーってえづいたり、むせるような様子は見られますが、これは正常な反射で、焦る必要はありません。
本当に詰まっていたら、声が出せなくなり、顔色が悪くなります。

見慣れないと、えづいている様子は苦しそうに見えて、どきっとしましたが、何度も繰り返すうちに、「またたくさん口に入れちゃったのね。こうやって一口量を学んでいくんだね~」と、動揺せずに見守ることが出来ました。

本やYouTubeなどで、窒息時の対応については勉強しておきましたが、これはBLWだからというわけではなく、どちらの離乳食法を選んでも、いざという時のために知っておくべき内容だと思います。

これらのメリット、デメリットを比較し、BLWを選択しました^_^